ダウは、大幅続落。投資家にとっては記憶にないほどの最悪のクリスマスイブになった。米政府の一部が閉鎖された影響も大きいと思うが、チャート的には悪材料が出たらこのあたりまで下げるよという水準に下押したと考えている。ちょうど前の投稿で想定していた水準まで来たわけだけれど。。。

日経先物も大幅続落し、チャート上は上昇波動の特徴を80%消してしまった。このまま下落を続けるのか、持ち直すのかは今後のNYと為替の動き次第だと思うが、ここまで来てしまうと大衆心理が大きく左右すると考える。何かのきっかけが必要なんだろう。

（追記）15:15
日経平均は、1010円安の19155円で引けた。2万円を深く割り込んだことで諦めムード満載の相場だった。メジャー１波に切れ込んだことで、今後のシナリオは２つに限られた。悪い見方は、この下落はメジャー５波が終わったことを暗示している。良い方は、１波に切り込んでも３波の拡大ダイアゴナルの可能性が残る。どちらになるかはわからない。今日のNYはクリスマスで休場。サンタが気前のいいプレゼントを届けてくれることを願う。

（追記２）12/26 8:15
ダウ先は続落で始まったが戻している。売り買いの鬩ぎ合いが感じられる幕開け。このまま下げ止まるかどうかは今日の日経平均にかかっていると思われる。日経先物は、特に目立った材料なしに戻しており、日銀、政府の「適切な手を打つ」という口先介入が効いていると思われる。問題は実態がそれを印象付けられるかどうか。

（追記３）17:00
日経平均は、反発して171円高の19327円で終えた。朝方に19500円をつけたが徐々に値を消し新下値を更新した後戻した。足は上下どちらにも長い髭を持つ十時線。どっちにも行くよという線だ。
朝一のダウ先のつけた下値は、最高値から最初の下値までの幅のちょうど1.618倍。嘘みたいにぴったりの値を出して来た。もし今夜のダウがこの値を更新しなかったら有力な底値候補になると思われる。いつもはダウは先物がつけた値を更新する習性を持っているので終わって見ないとなんとも言えないが。