今月のダウは、上下に同じ長さの髭を持った陽の駒だった。強弱が拮抗している線と言える。もう一つ重要なことは、2016/6以来胴体部分が初めて月足ボリンジャーバンドの+1σの下に出たこと。もし来月の前半に+1σラインを抜きそびれると下値不安が急速に高まると見られる。まだボリバン自体が急な上向きなのでそんな心配は余計かもしれないが。
週明けは米中首脳会談の結果が大きく左右すると思われる。

日経先物は続伸。しかし同じく月足ボリンジャーバンドの+1σの下で終えた。週足をようく見るとこの６週間は上値を少しづつ切り下げ、下値も少しづつ切り上げているのがわかる。これが私が言う中段のトライアングル。来週にでも上に抜けるのか、下を目指すのかはっきりしてくると思われる。私の売りも上に抜けたらドテン、下に向かったらままになる。来月前半はメジャーSQが控えているので上下に振られやすいから注意を。

（追記）12/3 15:20
米中貿易戦争緩和で世界中の指数が暴騰しました。その大きな理由は、ゴールドマンサックスが「決裂」予想を強く出していたため。私もつられた感があり、売りは仕手舞。あまりに高くよりついたのでドテンはしませんでした。12月はマイナススタートになってしまいましたが、上がったものは下がるの鉄則がありますから数日中にまたチャンスが来ると考えています。今夜のNYも暴騰後曇りの予想。