ダウは、FOMCの発表を機に暴落350ドル安の23323ドルで引けた。発表の内容は、概ね予想どうりだったので最初から下げることは想定済みだったのだろう。年内にイベントは峠を越したのでそろそろ落ち着いて次の段階に入ると思われる。ダウの安値は、１年前のの安値を更新した。このことはこれからのシナリオに大きな影響を与えるはずだ。

日経先物も急落。今日の焦点は現物が同じように１年前の安値を更新するかどうか。そうなると当初想定した20500円をさらに大きく割り込むことになる。買い出勤は、それらを見極めた後でいいと思う。リスクを取れる人はコツンと底の硬さを感じた時に。

（追記）15:15
日経平均は、予想どうりのセリングクライマックスになった。600円近い下落の20392円で引けた。１年前の安値をネチネチと割り込み（笑）ダウに似たチャートを作った。ダウがこれで終わりなのかは分からないが、終わりが近いことは確かだろう。売り方も気が済んだのではないだろうか。
今回の日経の下げの主役を演じたのがCFDの連中だが、先物より影響力を持ち始めているのはどうなんだろう。証券・金融業界とは違った資金が流れ込んでおりよりギャンブル性が高いと目されている。現物が開いている時は先物はやすみ、現物が閉じている時には先物が開くという具合にお互いに別物だということを徹底した方がいいのかもしれない。