ダウは、大幅反発して443ドル高25883ドルで引けた。週足は800ドルの大長陽線。トランプ大統領と議会が一応の決着を見たこと。FRBが「年内の利上げはしないだろう」ことを示唆したことなどが追い風になった。昨日は先物主導で下げたが、現物のお返しとして倍返しで答えた形だ。これこそがダウの本性。常に世界で一番強くて、華麗で傲慢な姿だと言える。強い抵抗線の25750円を超えて守り切ってしまったので、波動的にはどこまで行っても不思議ではなくなった。そうは言ってもそろそろ達成感が台頭してきてもいい頃。次の抵抗線は26000円を超えたあたりに連続して３本（26050、26088、26268）ある。

日経先物は、大幅続伸して現在21227.5円。木曜の段階で「仕手舞ってもいいし、リスクをとってもいい」と書いたが。結果は、リスクをとった方に可能性が広がった。粗者は、十分値幅は取れたので、よしとして仕手舞いした。ただピークアウトにしては次の日に勢いが続いて来なかったので売りエントリーもすぐに仕手舞った。再度買いエントリーするかどうかは、ゆっくりと考えたい。日経平均の次のターゲットなどは、追記します。

（追記）15:15
来週の日経のターゲットは、昨年12月の大幅急落の時の高値21850円。抜くか、抜けないか。もっと手前で失速するか、だと想定します。今回の波が最終５波の副次１波だとすると、副次３波は21400~600円あたり、最後の５波で21500円〜ターゲット近辺かな。もしダウが上の３本の抵抗線を全てクリアしてさらに上昇するなら日経も22200円あたりまで行くかもしれない。ただVIXも15を切ってきたので（金曜時点で14.91）流石に高値警戒感もピークに来ている。日経の最終高値は、週明け月曜にどれだけ伸ばせるかに左右されると思う。