ダウは、反発し110ドル高の26026ドルで引けた。週足は、ついに陰線のコマ。通例であれば上昇一服のはず。日足も上下に長い髭を持った十時線。前日と合わせて下値から３波の戻しだったので、これで終了すれば後は下値を抜くのを待って調整の始まりとなると予想している。更にもう１波作ってくると最高値は更新されると考えられる。

日経先物は、為替の急騰続編につられて大幅高。現在21760円まで伸ばしている。これで日経平均の半値戻しはほぼ間違いないだろう。そう考えると、今回の円の急騰は半値戻しを達成するための作戦（もちろん日銀がらみの）だった気もしてくる。あまりに好タイミング過ぎる。先物の日足は昨日から合わせると大陽線。当初このブログで指摘していた戻り高値のターゲット21850円に近づいてきた。

（追記）2019.3.4/15:15
日経平均は、大幅続伸して219円高21822円で引けた。当局念願の半値戻しに御釣りが来るほど。日足は、大きなギャップアップ後の十時線。高値引けすれば危うく首吊り線だった。どちらにしても相場の反転近しを暗示していると考える。ギャップアップした週足がそのまま上昇を続ける例も極めて稀。